安心して通える歯科医院を探そう

最終更新日 2024年4月4日

安心できる歯科医院を選ぶコツとは

歯は食べたり喋ったりと、生活をする上で非常に重要な部分です。

そして、歯磨きの仕方や食生活が悪ければ、たちどころに虫歯や歯周病になってしまう繊細さもあります。

なので健康を維持したいのであれば体の他の部分よりも、日々の生活で注意を払わなければいけない部分ともいえます。

そんな歯のことでなにか問題があれば、頼れるのは歯科医院です。

多くの人は、家の近くにある歯科医院を探すでしょうが、担当する歯科医ごとに治療方針があるので仕上がりには大きな違いがでてきます。

なので、慎重に探さないと、後悔をすることになります。

では、安心して通える歯科医院を探すときには、注目するべきポイントを挙げていきましょう。

料金表 | 大泉学園駅の歯医者なら東大泉歯科医院

 

1,医師の技術や経験が重要

まず、医療においては医師の技術や経験が重要になります。

ウェブサイトを開設しているところであれば、治療を行う歯科医師の経歴などが書かれています。

どこの大学の出身なのか、卒業後はどの病院で働いていたのかといったことでベテランなのか新人なのかがわかります。

また、歯の治療といっても、一般歯科だけでなく矯正歯科や予防歯科などいろいろな種類があります。

所属している学会を調べてみれば、得意分野がわかります。

そして学会に所属しているならば、専門医・指導医・認定医といった資格を取得しているかどうかも書かれています。

これらの資格は、指定された研修を受け試験に合格して知識・技術が優れていることを認められた歯科医師であることをあらわしています。

特に指導医は、専門医や認定医を指導する実力を持っていなければいけません。

それだではなく、学会に所属して長年診療にあたり多くの実績を積むことが求められます。

簡単には取得できない資格であり、この資格を持っている歯科医師であれば実力を疑う必要がありません。

このように歯にどのような問題が起きているのかによって、その治療を得意分野とする歯科医師を探し出せば満足の行く治療を受けられるでしょう。

 

2,治療方針を調べる

さらに安心して通いたいのであれば、治療方針を調べてみましょう。

例えば虫歯の治療というと、無条件で削ったり抜いたりすると思っている人もいますが、最近で削らないで薬を塗ったり殺菌力の高いオゾンを使ったりして虫歯菌を退治する方法があります。

削られるときの痛みや音が嫌で、治療を受けたくないという人であれば、そういう治療方針の歯科医院に通うのが最善です。

そうした治療をしていくためには、設備が整っているほうがいいです。

ただし、高いお金を出して購入した設備を、大して使わずに置物にしていることもよくあります。

口内の様子をリアルに映し出す3DCTも、正しい情報を元に治療計画を練ることができれば有効的に使っていると言えます。

どれだけ良い設備があっても、使いこなすことができずに性能が無駄になっているのでは意味がありません。

 

3,治療計画の根拠として検査のデータが有効的に活用されているか

では、本当に使いこなしているのかどうかをどうやって確認するべきかというと、初診で検査を行い治療計画の説明を受けるときに、治療計画の根拠として検査のデータが有効的に活用されているのかを見極めます。

もちろん専門的な知識のない素人では完全にそれを理解する事はできないでしょうが、前述の3DCTなど最新の設備を活用して治療するべき箇所の分析をしているといったことを説明を聞いて判断します。

もし、わからないことがあれば、黙って悩むのではなく積極的に質問をしていきます。

治療は同意をしなければ始まりません。

検査をしてもらったからといって、必ずそこで治療を受けなければ行けない義務はないので説明に納得がいかなければ、他所に移ることも患者の自由です。

設備を使いこなしていないなとおもったときには、そのまま進むのではなくあらためて歯科医院探しをしたほうが良いです。

 

4,セカンドオピニオン外来のあるところに相談する

もし、昔からかかりつけの歯科医院があるという人は、そのまま通い続けたいところでしょうが時には治療の内容に疑問や不安を抱くことがあります。

そういうときに専門家のアドバイスを受けたいと思ったならば、セカンドオピニオン外来のあるところに相談をしてみましょう。

すでに行った検査のデータを診療情報提供書として書類にまとめてもらい、セカンドオピニオン外来に持っていきます。

そうして、担当医が説明した治療の内容が適切なのかを確認してもらえます。

もし、問題がなければそのまま治療を始めればいいでしょうし、問題があるようならば他所に移ることも考えなければいけません。

ただ、セカンドオピニオンを受けるとなれば、担当医の機嫌を損ねるのではないかと思う人もいます。

長く通っていれば担当医に対する信頼が深くなり、他の歯科医師で治療をしてもらうことが裏切りのように感じやすいです。

でもセカンドオピニオンは、患者が安心して治療を受ける権利を行使するために必要なことです。

それは歯科医師であれば理解しているべきものであり、文句を言うべきことではありません。

一方的な服従を強いてセカンドオピニオンを認めない歯科医師であれば、本当の意味で信頼関係を築けているとは言えないので、治療の内容が正しいかどうかは関係なく治療を断ったほうが良いでしょう。