脱サラをするための投資法

最終更新日 2024年4月4日

脱サラをするための投資法は、普通の投資では足りません。
なぜなら、仕事を辞めても十分に食べていけるほどの金額を稼がなくてはならないからです。

一般的に50代の前半くらいが年収のピークになります。
40代前半で年収500万、40代後半で600万、50代前半で650万といった具合です。

部長・課長といった役職についているかどうかも重要です。
脱サラをしたいという人は、部長といった役職に就ける可能性が低い人ではないでしょうか。

私も今の会社では成功するルートが想像できず、同期はおろか後輩にすら将来的に抜かれてしまいそうだと感じています。
後輩よりも低い給料で働くことが嫌だということも脱サラを考えている大きな理由です。

いわゆる「億り人」になる必要がある?

年収が500万円で計算をしても20年で1億円です。
最低でもそれくらいは投資で稼がなくてはなりません。

いわゆる「億り人」にならなければいけないということです。
また、自営業者は社会保険未加入なので老後にもらえる年金の金額も減ります。

ただ副業でお小遣いを稼ぐというのとはわけが違います。
投資をやっている人ならだれでも「億り人」を夢見るでしょう。
ライバルがたくさんいるというのも問題です。

最近は「ビットコインで億り人になれる」といった本がたくさん出ていますが、そういったすでに広まっているような情報は価値がないと考えましょう。

新しい技術について常に情報収集することは価値がある

2017年に限って言うなら、ビットコインは億り人になるチャンスでした。
私は少額を投資していましたが、「全力でお金を投入しておけばよかった」と後悔しています。

しかし、仮想通貨がブームになるということはほとんどの人が予想できていなかったと思います。
将来のことはだれにもわからないので、大金を投入するのには勇気が必要です。

しかし、仮想通貨への投資の経験から学べたことがあります。
それは、新しい技術について常に情報収集をしていると良いことがあるかもしれないということです。

現代はIT化が進んでいる時代ですが、IT化はまだまだ初期の段階であるかもしれません。
そうであるならば、今後さらなる大きな変化が訪れるでしょう。
その波にうまく乗ることで大金を稼げる可能性があります。

短期トレードを繰り返して稼ぐ

個人的にはあまりおすすめをしませんが、短期トレードを繰り返して稼ぐという方法もあります。
FXなどでレバレッジをかけて手持ちの資金以上のお金をかけることで短期間で資金を大きく増やすことが可能です。

しかし、短期トレードでは逆に大きく負けてしまう可能性があります。
2017年に勝ち相場だったビットコインですら、短期トレードをしていたら負けてしまう可能性が高いのです。

2017年にはビットコイン以外にも、リップルやライトコインなど、様々な仮想通貨の価値が上がりました。
仮想通貨に投資をしていた人は、「こんな上昇相場で負けるはずがない」と感じていた人もたくさんいるようです。

どのコインを買っていても勝てるという状況でした。
2017年に仮想通貨で大損したという人は、短期トレードをしていた人か、FXでショートをしていた人です。

実は私も、FXでショートをして負けてしまったことがあります。
ショートというのは「売り」から入ることです。

仮想通貨をなにも持っていない状態で、将来に買い戻す約束をして「売り」を先に行います。
ショートをしていた人にとっては昨年の上昇相場は地獄だったでしょう。

私はロングでも負けたことがあります。
ビットコインは2017年は上がり続けていたというイメージがありますが、実際には頻繁に暴落をしていました。

高値でつかんでしまった場合でもレバレッジをかけていなければ助かります。
ところが、レバレッジをかけていた場合には暴落したときに高確率でロスカットしてしまうので、助かりません。

副業で年収が少しでも増えたらラッキーというくらいに考えておく

脱サラを成功させるためには億単位のお金を稼がなくてはなりません。
しかし、「大金を稼がないと意味がない」と考えてハイレバレッジ取引に手を出してしまったら借金ができてしまって脱サラどころではなくなる可能性もあります。

そこで、副業で年収が少しでも増えたらラッキーというくらいに考えておくことがおすすめです。
大金を稼ごうとするのではなく、負けないことを意識して無難なトレードをするのです。

投資を続けていくうちに知識や経験が増えていきます。
2017年のリップルなどのように、資金を100倍以上に増やせるようなチャンスがいつかやってくると信じて、とにかくお金を減らさず、少しでも増やしていくということを意識しましょう。

詐欺にあわないということも重要です。
あまりにうますぎる話は詐欺である可能性が高いです。

詐欺にあってしまったら大切なお金が一瞬にして消えてしまいます。
ビットコインも詐欺であるという噂がありましたが、詐欺なのかそれとも新しい技術なのかを見抜く目を鍛えることも重要です。