ゴールドリンク曰く金投資で長期資産を獲得

最終更新日 2024年4月4日

1.金についてゴールドリンクが解説

古今東西、『金』は高い価値を評価され貨幣や装飾品に愛用されて来ました。

また『有事の金』と言いますが、これは戦争の気配(80年代のアフガン戦争・90年代のイラク湾岸戦争・同時多発テロ事件・最近では朝鮮半島情勢やエルサレムのキリスト教イスラム教ユダヤ教の聖地問題などなど)や政治不安(キプロス危機やギリシャ危機やリーマンブラザーズ破綻・サブプライムローン問題での危機)そして世界規模のインフレに対して非常に有効であり、こういった不安が高まると価格が上がる傾向にあります。

有事になると価格が上がるのは世界の人々や投資家は不安が高まると株式などの価値が下がる懸念が強まります。
そうすると株式や他の金融資産を売る動きが強くなります。

現在ではヨーロッパ各国の債務危機を契機に安定資産とされてきたドルやユーロの信用も崩れて最も低いリスク資産となり『有事の円買い』や『有事に強い仮想通貨』と同じく資産が流れてきているという状況です。

ですから売ったらその資産は価値がゼロにならない方面へ投資が向かいますそれくらい資産を分散するのに非常に役にたちます。
特徴としてそのものの価値が不変ということ、もちろん価格も変動します。

しかし無価値になる可能性は非常に低い資産になるとゴールドリンクは解説しています。
なぜなら、採掘量が限定的な上、人工的に作り出すことができないからと言われています。

ゴールドリンクより引用

そのため株式や為替や他の商品とは違い半永久的に価値があるというわけです。

2.買ってすぐに売ると手数料などを無視すると実質的には損得なし

今度は投資の方に目を向けて見ますとまず購入するときに消費税がかかります。
また売却時にもその消費税分が上乗せされますので買ってすぐに売ると手数料などを無視すると実質的には損得なしということになります。

価格の上昇状況を見てみますと2000年くらいから徐々に高騰し始めて2005年〜2010年にかけて年率で2桁上昇を続けてきた経緯があります。
最近では少し価格が調整局面に入り低迷していますが、それでも2000年頃から比較すると数倍に価格は上昇しています。

次に購入方法ですが、いつくかの方法があり一つずつ解説していきたいと思います。

まず現物を購入するという選択ではオーストリアのウイーン金貨ハーモニーやカナダのメイプルリーフ貨幣、オーストラリアのカンガルー貨幣などなど世界各国の造幣局から美しいデザインのものもありますし、次にゴールドリンクなど積み立てという方法で商品を購入していくこともできます。

毎月定額を少しずつ積み立てられるので『ドルコスト平均法』が使えてトータルの購入コストを抑える事が出来ます。
また追加で随時購入していくことも可能で、メーカーによっては月1000円から積み立ても出来るので気軽に投資を始められ初心者に非常にオススメです。

3.先物取引という方法・投資信託という方法で購入

次に先物取引という方法・投資信託という方法で購入していくことができます。
現物での購入は結構大変で非常に重いですし何より東南が心配でどこに保管をすれば良いか迷います。

また銀行などに保管すると保管料を取られることになりそれもどうかと頭を悩まします。
そこで先ほどご紹介しました選択肢で信託があります。

信託は証券会社や銀行が取り扱う商品になります。
自分自身で現物を購入するのではなく証券会社や銀行が運用して出た利益が還元されるという仕組みになります。

ただ信託の場合は今度は信託報酬という別のコストが掛かってくるので結局何かのコストはかかるという事です。
さらに他の株式などと違い配当という産物がありません。

4.近年の傾向で密輸が目立つようになってきている

株式保有でしたら半年単位で保有割合に応じて〜5・6パーセント程の配当や企業の優待が受けられます。
そのため短期(2・3ヶ月や半年・1年という期間)で保有していくメリットは小さく反対にデメリットの方が多くなります。

さらに近年の傾向で密輸が目立つようになってきています。
旅行客・家族連れ客を装って服の下や靴の底や下着の中などに入れて入国するといったものです。

どうして日本に最近密輸が増えて来たかというと消費税の影響が大きいです。
消費税の安い国やない国から日本の税関を通さずに持ち込めたら税金分の利益を得ることができるという仕組みです。

そのため空港での密輸対策は年々厳重になってきています。
最近のニュースの記事でも密輸者が捕まる報道もあります。

5.卵は一つのカゴに入れるな

このように見てきますとメリットとデメリットがあり、きっちりと自分なりに考えて人任せにせずに資産運用を進めていくことが大切になり、またどれか一つに偏った商品にまとめて資産を配分せず自己の長期的な資産形成の為に『卵は一つのカゴに入れるな』という投資の格言もあるように分散していくことが非常に大切になります。

最後に言えることは世界中の人々に愛される商品で利益を上げるためという観点だけでなく『金』を保有という選択は有効で長期的目線で見て定期的に一定額を購入しておくと20年後30年後自分自身が老後を迎える頃、もしくは孫やひ孫が誕生して家の財産という形で受け継がれるものとしても良いものでしょう。